生まれ育った家が「ふるさと」になる。
 幼い頃の記憶をちょっとだけ思い出してみましょう。子ども時代は、どんな家に住んで、どんな暮らしをしていましたか。大きかった、小さかった、新しかった、古かった、寒かった、集合住宅だった、転勤族だった…いろいろあるでしょう。もちろん決して楽しいことばかりではない。両親に怒られたこと。兄弟げんかで泣いたこと。今では微笑ましい思い出ですよね。
 子どもが産まれたタイミングで、マイホームを考える方が多いと言われます。いつの時代も、変わらないのは「家は家族がともにたくさんの時を過ごす場所」だということ。子どもたちにとっては、生まれ育った家が自分の「ふるさと」になる。やがて大人になって独立してからも、「ただいま」と安心して帰ってこられる場所なのです。
 成長するのは、子どもたちだけではありません。家族のライフスタイルは、年を重ねるごとに変化してゆきます。「竣工の時に仕掛けた小さな種が、10年、20年の時を経て大きな花を咲かせるようなプランニングや空間づくりをしています」目先のトレンドばかりを追いかけるのではなく、経年変化を考慮した長く心地よく暮らせる家づくり。未来に後悔をさせない住まいをつくるのが、秋田流儀です。
 「秋田流儀」のつくり手たちには、大きな目標があるようです。それは、いつか4社でともに家を建て、潤いある街並みをつくること。これは地元のハウスビルダー集団だからできること。個々の企業が持つ住宅の魅力を、街並みにまで波及させる試みです。まだ少し先の話になりそうですが、家だけではなく、まわりの地域環境の価値も一緒に高めていく、そんな「ふるさと」をつくってみたいとのことです。
コラム「秋田流儀」、次回のタイトルは「家づくりの魂が込められたモデルハウス」。
家づくりを考え中の皆さんは、どんな目線でモデルハウスを見学しているのでしょうか?
更新は毎週金曜日です。次回もお楽しみに!

秋田流儀のコラムは、毎週更新。担当ライターIが、
「家づくり初心者」の目線からプロの作り手たちに、
さまざまな質問やテーマを投げかけていきます。