住みたい家を知る、
相手の得意分野を知る。
 たとえば「薪ストーブのある家に暮らしたい」。自分たちが欲しい家をよく知っていると、その希望に合った依頼先を見つける際には「いい家を建てたい」という漠然とした思いよりも満足度の高い家づくりができるのではないでしょうか。
 私たちが買い物をする百貨店は、専門店の集合体ですね。秋田流儀のメンバーは、「ハウスビルダーは一品に対して強い専門店のようなもの」「ホームページなどを見比べると、その住宅会社の特色や得意分野がわるはず」と話します。逆に「なんでもできます、と謳っているのはなんちゃってだな」という、ここだけの意見も…。
 このテーマの中で、食べ物の話題が出てきました。独りで食事をする時は、カップラーメンでも構わないと思っていても、家族が一緒に食事をする時は、相手の顔を思い浮かべながら、素材やメニューを考え、手間ひまをかけて料理をする。空腹を満たすだけの料理と、相手に喜んでもらえる料理。それはそのまま、家づくりにも置き換えられるようです。
 つくり手と住まい手が、思いをひとつにするために大切なのは自分をよく知ること、相手をよく知ること。住みたい家を知っている人は、暮らしを主体的に楽しみたい人、なのです。
 建築工房アンサー、サンコーホーム、松美の家、むつみワールド。秋田流儀の各社にも、それぞれに違った特色があります。皆さんはお気づきでしょうか。このホームページには、コラムのほか、各社のギャラリーや内覧会情報の掲載のみで、ここは4社が共有できる考えを発信する場所なので、直接各企業にジャンプするリンクはあえて貼っていないのです。この中に、もし気になるハウスビルダーがあったら少しお手数をかけますが、会社名で検索をかけていただけると嬉しいです。
次回のコラムは「『仕事場』から見えてくること」、更新は毎週金曜日です。
どうぞお楽しみに。

秋田流儀のコラムは、毎週更新。担当ライターIが、
「家づくり初心者」の目線からプロの作り手たちに、
さまざまな質問やテーマを投げかけていきます。